強く自分自身を責めた過去に私は「さよなら」を言うことにした

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どうも。たろう(@v_varentaro)です。

私は過去のことは振り返らないようにしています。振り返っても何だか虚しくなるだけで、自分は何もできない人なんだと思ってしまうから。

正直、充分すぎるくらいに過去は振り返った。「もういいんだよ」って自分に言ってあげたい。

ネガティブじゃなくて、前向きに生きていく。そして、一歩ずつでいいから、自分の居心地の良い地点まで歩いていこう。

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好きなものが嫌いになりそうだったあのとき

四国の書店で働いていました。新卒入社の正社員。キラキラしていたあの瞬間の気持ちは戻らないまま2年が経っていた私は、好きだった「本」が嫌いになりそうなくらいに追い込まれていました。

1時間早く出勤しても出ないその分の給与、22時にはタイムカードをダッシュで押せという圧力。増え続ける無駄な仕事。本部からの強すぎる暴言・不可解な会社の方向性。

「本が好き」という気持ちで入った私は、いつしか、もう本なんて見たくない、並べたくない。仕事に行きたくないと思っていました。そして、私は会社を逃げるように退職。次の日には当時、付き合っていた彼女とも別れました。

「私はスペインに行きたいです。」

私は「これからどうしよう。」「どうしたらいい?」と、狭い部屋で考えました。ふと、ネットで見たのは、東京で行われる働き方をテーマにしたイベントのボランティアでした。興味しかなかった私は思い切って応募。そして唯一、関東外から参加しました。そこでは仕事で輝く人・自分の夢を楽しく語る人・自分の人生に誇りを持って生きる人に出会いました。

「あなたの夢は何ですか? あなたのやってみたいことは何ですか? 隣の人に話してみてください。はい!では、スタート!」

この掛け声とともに、ボランティアの途中で参加したワークショップ内で、隣の人にこう話してみました。

「私はスペインに行きたいです。」

この言葉に私自身、ハッとしました。今まで自分の夢を語るとか、やりたいことを言うとか、恥ずかしいことで、むしろ、言ってはいけないのだと自分で思っていました。

でも、本当は自分の口からはっきりと伝えることや、夢を語ることは決して恥ずかしいものではない。今でも、はっきりと覚えています。自分の口から躊躇なく言ったあの瞬間を。こんな自分でも希望や夢を話していいんだってことを。

「それいいじゃない!」「だったら、〇〇したほうがいいんじゃないかな? 頑張ってよ!」って言ってくれたことが嬉しくて。田舎から出てきた私でも頑張っていいんだって、心から泣いたのも覚えています。

今思えば仕事を辞めたとき、このまま社員のままで働ける幸せは、すごく良いことなんだけどけど、僕にはどうしても無理だったことを思い出します。大好きだった本を嫌いになりかけたように、自分の心の拠り所が消えていく、あの時の辛さはもう味わいたくなかったのです。

そして、関東から当時住んでいた四国に帰ってきて、改めて、スペインに行きたいのだと確信しました。人生の中のひとつの夢を叶えるため、私は新しい仕事を始め、最終的にはパートとバイトを掛け持ちをしました。

ひとつは接客・販売業、もうひとつはカフェでアルバイト。朝7時からバイトに行って11時まで働いて、一旦、帰宅して12時半から販売業に出勤。そんな生活を1年間続けました。販売業の方はその前に1年間していて、トータルで2年間くらい。どちらも仕事がある日は朝5時に起きて、弁当も毎日のように作っていました。

正直、疲れました。休みの日は昼まで寝てたりするのも多くて。でも、心は折れませんでした。どうしても、スペインに行く夢を捨てられなかったのです。何かに取り憑かれたように働きました。少しずつ、お金も貯めました。

でも結局、定めていた目標金額には届きませんでした。しかし、持っているお金で少しでもいいから、長く海外に行ってみたいと思ったのです。

私を救うヒーローのように

けれども2016年1月。私は長期で海外に行くのは叶いませんでした。喧嘩もし、泣いたのを覚えています。結果的に、1週間という条件で私はスペイン行きが決まります。

そして私は私自身を、また責めます。

「ばかやろう。結局、自分は周りの意見などに流されるままに生きてしまう人なんだ。自分の中にしっかりした幹を持っていないから、ダメなんだ。何やってんだ。

自分を責めながらも、私は弱い心のままでスペインへと飛び立つことに。

メンタルが弱り切っていた私を救ってくれたのは、憧れていた「スペイン」でした。憧れの国で過ごせること、街歩きができること、素敵な人たちと出会ったこと、美味しいご飯が食べられたこと。その一瞬一瞬を私は、まだ忘れていません。心から心地よかったと感じています。泣いたあの日の私とは別人のように、異国の地で確実に何かを持って帰りました。

帰国後、私は特にツテもなく関東地方へ。私はそこでライター業を始めました。環境も住む場所も働き方も、180度変えた私は真剣にライターという仕事に希望を持って取り組みます。

楽しくも燃え尽きた仕事

「ありがとうございます! 文字単価0.8円でも受けます。0.5円でも受けます。」必死に生きるために、毎日、色んな記事を書いていました。

試行錯誤の日々。『どうしたら私はもっと良いライターになれるのか?』『 文章が上手くなるのか?』 そればかりを考えていました。

とにかく、ライターという仕事を自分のひとつのスキルにすること。自分に自信が持てるようになること。今、過去を振り返ると私には、その2つが必要だったのです。

ライターという仕事の方向性は人それぞれ。僕には毎日、大量に書いて修正して、取材にも行く。調整の仕方がわからない忙しさが、私の前に立ちはだかっていました。

自分を守ることを知らないのに、書いていることに幸せを感じる。ただ、それだけの気持ちで1年間、ひたすらにライティングを続けてきました。

でも、数ヶ月前に私は「もう書くの嫌だ」と糸が切れたように、書けないスランプ状態に陥りました。いつも書いている記事なのに何を思っても書けない。構成はしっかりあるのに書けない。1年間、自分なりに走り続けてきた勢いの速度を落ち、心に少しだけ燃え尽きた気持ちになったようでした。

再び、原点に戻る

ライターという仕事は楽しいです。心から好きだし、もっと良い記事を作りたい。でも、私には足りないものがありました。心から心地よかったあの場所に、また行ってみたい。

仕事に追われることで考えることも放棄していた「スペイン」への想いを、もう一度、思い出すようになります。

「私がこの職業を選んだ理由は何だ?」

「私にはライティングスキルがある程度、あるじゃないか。」

「私はどこでだって働こうと思えば働ける。」

私は少しずつ目指す方向を変え始めながら、そして、スペイン行きの航空券を予約しました。

→ お試しスペイン滞在します。【スペイン滞在・移住計画】

すると、ちょうど良いタイミングでスペイン関連の仕事もいただきました。

過去はもう充分だから。今は前だけ向いていればいい。

確かに仕事もやめた。嫌になった。泣いた。ネガティブになった。自分も責めた。

でも、もう過去は充分じゃないか。いつまでも責めたって変わりはしない。

大丈夫。不安にならなくていい。方向は間違っていない。

ネガティブにならなくていい。そんな感情は昔の自分に投げておくんだ。

仕事はきちんとして、一方で自分が信じる道を突き進んでいけばいい。

紆余曲折あったけど、きちんと前には進んでる。

かっこ悪かったし、未経験でライターの世界に飛び込んだけれど。今、こうやって好きなスペインに行けているじゃないか。

フレキシブルに動いてスペインと付き合うこと。まずは、これからの短期滞在で試してみます。

さいごに

しばらく、スペインへ。まだ知らないことだらけのスペイン。あー、全く不安がないとは言えないかも。でも、それを超えるほどに、心はワクワクしています。

ひとりでも多くの人にスペインの魅力が届けられるように。スペインと日本を繋げられますように。

そろそろ日本を出発です。

それではまた。

¡Hasta la próxima!

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【ブログ運営者】

浦川俊平(ニックネームは「たろう」)。スペインを愛するフリーランス。Webライティング・インタビュー取材・ブロガー。「スペインと日本を繋げる」人になることが目標。現在は日本在住。フレキシブルにスペインと携わるために活動中。
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