Pocket

¡Hola!

どうも。たろう(@v_varentaro)です。

10月19日水曜日。東京の港区芝公園にある「ザ・プリンス パークタワー東京」に私はいました。なぜなら『イベリア航空日本就航記念 記者説明会』に招待を受けたからです。

スペインのことを中心にブログを書いていたことが、このような経験を生み出すとはつゆ知らず。とてもありがたい。

今回は記者説明会で行われた内容を中心に、10月18日に祝日本へ就航したイベリア航空の現時点での考えとこれからをお伝えします。

それではどうぞ。

スポンサード リンク

イベリア航空が日本に就航した理由

イベリア航空就航記念記者説明会13-1

実に18年ぶりに日本に就航したイベリア航空。成田空港に就航し、スペインの首都マドリードと繋ぎます。改めて気になるのは、なぜイベリア航空が18年の時を経て、再び就航することになったのでしょうか?

その理由を最高統括営業責任者のマルコ・サンサビーニ(Marco Sansavini)氏が説明をしました。

  • EU(欧州連合)が日本は主要ビジネスパートナーのひとつだから
  • 日本とスペインの2カ国間の関係性が過去数年間で強化された(回復した)から
  • 2015年のスペインへの日本人観光客数は60万人以上(前年比の+26.7%)だったから
  • 訪日観光客がスペインのみならず増加しているから
  • マドリード、および地元の公的機関の支援があったから
  • イベリア航空は競争力のある価格と新製品をご提供できるから

6点がその理由としています。

 

2014年ごろから徐々にスペインへ行く日本人観光客が増加しているニュースは情報として入ってきていました。2015年で一気に伸びた60万人以上という市場価値の高さ。そのタイミングを狙っての就航をイベリア航空は予想していたのかもしれません。

逆にスペインから日本へ行く観光客も8万人ほどとこちらも伸びており、両国にとってイベリア航空の就航は良いタイミングとなりました。

18年ぶりに就航を復活させたその背景には、日本への熱い想いがあるように説明を聞きながら感じました。

 

イベリア航空は「日本とスペインの空の旅」を解決したい

イベリア航空就航記念記者説明会11-1

日本とスペインを繋ぐイベリア航空がこれからも続けていくために、日本に向けたプロモーションを行うとする説明を聞きました。イベリア航空会長兼CEOのルイス・ガジェゴ氏と、マルコ・サンサビーニ氏の説明でその概要は明らかになったのです。

  • 日本との経済と貿易の活力を!
  • 日本とスペインの空の旅を解決すること

この2点は特に強調していた部分。直行便が就航する前はカタールやドーハなどの経由地を使い、片道17時間ほどでマドリードに到着をしていました。

しかし、今回の直行便の就航に伴い、片道を約4時間から3時間ほど短縮することができたことは大きな点だと言えます。

そのような意味でも今まで行きにくさを感じられていたスペインまでの空の旅をもっと快適にすることが、一番強調したい部分であったと聞いてとることができました。

そして、その影響は両国に来る観光客や今後は貿易航路の手段として活用されるのではとも考えられます。

 

イベリア航空が日本に受け入れてもらうために

イベリア航空就航記念記者説明会23-1

日本に受け入れてもらうためにイベリア航空は以前よりもパワーアップしたと言います。その理由は主に「新しい機体の導入」「時間の正確性・サービスの強化」が挙げられます。

1点目の「新しい機体の導入」については、最新鋭機体「A330-200型機」を2015〜2018年の間に導入。さらに「A350-900型機」を2018〜2021年の間に使用すること。

2点目の「時間の正確性・サービスの強化」についてイベリア航空は「欧州定時運行ランキング第1位」と「世界定時運行ランキング第2位」の誇らしい実績があります。

参考記事:Annual On-Time Performance Service Awards

スペインの航空会社=時間を守らない という謎の一般的イメージを払拭するため、そして、時間を守る日本人のニーズにしっかりと応える形を取っています。

 

それからイベリア航空は加えて「日本食を海外にプロモーションしたい。」という想いを話されていました。その手始めとして日本酒の「大吟醸」を機内食に導入しています。

 

さらにJALとのコードシェア便を実現したことも説明の中で、何度も強調していました。

マドリードを経由して様々な国や都市に行くことができるという利便性を生かしてほしいとしています。イベリア航空は世界125の地域への就航を実現しており、就航先の半数以上は南米を占めている統計も出ています。

 

イベリア航空の今後の展望

イベリア航空就航記念記者説明会22-1

最後には質疑応答の時間が設けられ、多くの媒体の記者から質問が飛んでいました。(ちなみに私も用意していたのですが、先に言われて結局質問できず…!)

質疑応答の時間で興味深い今後の展望をイベリア航空側は発言していました。

毎日運航を希望している

今回の就航が成功した場合、毎日運航を希望したいとのこと。

現在は週3日週3便ですが、今後、スペインへの観光客需要が高まりイベリア航空を利用することが多くなれば、毎日の運航と機体の大型化も夢ではないようです。

 

優先すべきは観光客

イベリア航空就航に伴い、観光だけでなくビジネスでスペインを訪れる方も多くなると予想されます。ですが、今回の説明会でイベリア航空側は優先すべきは観光客・ツーリストであるとのことです。

誤解ないようにすれば、ビジネスパッセンジャーを受け入れないというわけでは、もちろんありません。現状を考えての発言といえます。

観光客・ツーリスト>ビジネスパッセンジャー

という図式ではありますが、

観光客・ツーリスト=ビジネスパッセンジャー

となることも充分に考えられます。

 

まずは観光客としてスペインを知り、その後ビジネスへと発展させていくことができれば、日本にとってもスペインにとってもwin-winな関係になれるのではないでしょうか。

 

南米への旅行を推進したい

この発言に関しては少し驚きだったのですが、前述にも記載した世界125の地域への就航先があり、その半数が南米を占めるという説明を思い出し納得しました。

マドリードをハブとしさらに距離が近い南米への旅行者を増やしたい考えでした。将来的には60〜70%をラテン地域へ促せるようにしたいと発言されていました。

これは日系南米人のストレスを解消したいという思いがあります。南米に住む日系人には多くの障害があります。例えば、ビザの問題であったりアメリカ経由だと検査の厳しさがあったり。

日本もしくは南米諸国を行き来する日系人が抱えるストレスを、マドリードを経由することで軽減させたい。そのストレスを解消できるとしています。

 

それとともに、コロンビア、エクアドル、アルゼンチン、チリ、ウルグアイなどの多くの南米諸国がスペイン語を使用することができるために、言語にもほとんど困ることもありません。

この点に関しては日系南米人だけでなく、純粋に南米諸国へ旅行へ行きたい日本人観光客の1つの有効な手段といえるでしょう。

 

さいごに

イベリア航空就航記念記者説明会4-1

イベリア航空が18年ぶりに日本へ就航。これは日本とスペインを繋げたい、行きたいと考える全ての人にとって嬉しいこと。

参考記事:イベリア航空 成田へ就航!スペイン・マドリードへの直行便完全ガイド

しかし、ここからが勝負のように思えます。この熱気をいかにして冷めないように持続していくのかが鍵でしょう。そして、いかにスペインという国に興味がない人を取り込んで行くのかも今後の課題となるのではないでしょうか?

それではまた!

¡Hasta la próxima!

 

スポンサード リンク
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です