アクションを起こすきっかけ作りを。記事で伝える・教えるライター、マツオカミキさんに迫る【Webライター・インタビュー】

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ライターという職業の酸いも甘いも伝える本企画「Webライター・インタビュー」。

第3回目の今回は、得意の英語を使ってフリーランスライターとして活動するマツオカミキさん。ブログでは自分の考えを赤裸々に書いていらっしゃいます。

「ゆるキャリ」を掲げるライターとしてのマツオカミキさんの素顔に迫ります。

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両親の影響は受けずに「教育」の分野を目指す

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– 本日はよろしくお願いいたします。まず、幼少期はどのような子どもで、その当時の夢は何だったのでしょうか?

幼少期の私は何かを考えたり、つくったりするのが好きでした。小学生の頃の夢は漫画家。ストーリーの構成を考えるのが好きでした。

しかし漫画を描くことに限界を感じ、中学生になってからは学校の先生になりたいなって思っていました。勉強も好きでしたし、何よりも教えて喜ばれることが嬉しかったから。

– ご両親はジャーナリストとフリーライターというお仕事ですが、ご両親のような仕事に就きたいとは思わなかったのでしょうか?

そうなんですよね。ライターになりたいとは、まったく思ってませんでした。その当時、両親の仕事は何となくわかってはいたけれど、いまいちどうやって仕事やお金をもらっているのかがわからなかったんです。

つまり、仕事へのイメージができなかった。でも、両親ともに起業をしていたので、いつか起業したいな、自分の力で稼いでみたいなと、漠然とは思っていました。

– なるほど。両親の影響は受けずに学校の先生になる道を高校、大学と黙々と進んでいったのですね。

いえ、実は高校に入ってから学校の先生になりたいと思わなくなりました。(笑) 確かに勉強も教えることも好きだったのですが、本音を言うと、先生の仕事の現実を知るにつれて「大変だな」と感じていました。純粋に仕事にワクワクしなかったんです。でも子どもは好きでしたし、先生じゃない形で教育に携わりたかった。

だから就職活動の際に、「出版」「教育」「文具」の3つに絞って企業を受けました。第一志望だった出版社はことごとく落ちまして、結果的に文具メーカーに就職をしました。

成長していない自分が嫌だった。突然、心が辞めたいと叫ぶ

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– 新卒の正社員として文具メーカーに就職をしました。そこからライターになるまでのことを教えてください。

新卒入社で文具メーカーの経理担当として仕事をしていました。本当は販売促進とか広報とかそういう部署に行きたかったのですが、なぜか経理になってしまったことで、既に入社直後から「ここにずっと勤めることはないだろうな・・・」と思っていました。(笑)

本当は入社する前から「違う働き方をしたい」と思ってはいたのですが、正社員で働くことはそう簡単にできるようなことではないので、とりあえず頑張ってみようと約2年間勤めました。辛いこともありましたけど、人とのつながりも増えましたし、そこで今の夫とも出会いました。タダで簿記の資格もとらせてもらったし、企業でないとできないような経験もたくさんしたので、ありがたかったですね。

– 不満はあったようですが、ある程度満足しているように思えます。退職されたのはなぜですか?

出張先で倒れたからです。しかも、マレーシアで。(笑)

当時は海外経理のお仕事をしていて、海外子会社の業績などをチェックしていました。海外とのやりとりも少しだけあって、やりがいはありました。

こう言うと一見忙しそうな印象を受けますが、実は毎日15時にほとんどの仕事が終わってしまう状態でした。定時退社の18時まで残り3時間がとにかく暇で、時間を潰すのがつらかったです。成長していないように感じる自分が嫌でしたし、もっとガツガツ仕事をしたいと思ってました。

そして急に、めまいで倒れたんです。マレーシアの子会社で、監査の準備をしている時でした。めまいの原因は不明です。帰国後内科や心療内科にも行ってみましたが、「なんでだろうねえ」と言われるだけで。私自身は心が辞めることを欲しているのだと思い、会社を辞めました。

– 退職をして周りからの反応はどのような感じでしたか? 特に一番近くにいた旦那さんは不安だったのでは?

辞める前に親や夫に相談もしましたが、心の中ではすでに辞めることを決心していました。相談した時も周りからは「とりあえず、休憩として辞めてみればいいと思うよ」と言われました。

ちなみに、夫は「普段から思っていたけど、起業とか夢があるなら、君は絶対にやった方がいいよ!」と、なぜか過大評価もしてくれました。(笑)

そういった周りの支えがあったからこそ、あまり悩まずに辞めることができたのだと思います。今、思えば親や夫にものすごく感謝しています。

飛び込みたいのは「伝えること」と真剣に向き合う世界。ライターとして稼ぐことを決めた

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– 素敵な旦那さんですね。会社を辞めた後ですが、すぐにライター一本でやってはいなかったのですよね?

はい。最初は得意だった英語を活かして夜に塾講師のアルバイトをすることにしました。でも、昼の時間には何もしていなかったので、そこの穴埋めとしてランサーズを使ったライティングの仕事を始めました。

ランサーズを選んだのは、たまたま人に教えてもらったからです。他のクラウドソーシングサービスは知らなかったので、ずっとランサーズを使っていました。その当時は特にライター一本でやろうとは思っておらず、お小遣い稼ぎ程度で、と考えていました。

– お小遣い稼ぎ程度からライターとして、しっかりやっていこうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

2016年のランサーズ・オブ・ザ・イヤーを見に行ったことが1つのきっかけになりました。

前職を退職してから2年間、本業である英語講師のかたわら、ライティングを副業程度でやってきたのですが、「ちょっと行ってみるか」みたいな気持ちで初めて「ランサーズ・オブ・ザ・イヤー」に参加をしました。今まで家で黙々とライティングをしてきたので、初めて外のライターの世界を知った感じ。

実際のところ、そこに参加をしていた人は、まだあまりクラウドソーシングを上手く使えておらず、「認定ランサーって何?」って言っている人の方が多かったです。その一方で受賞者のみなさまのようにガシガシ稼いでいる人もいる。それじゃあ、どっちの世界の行きたいのか?と思った時に、私は後者でした。クラウドソーシングサービスはきちんとやれば稼げることを、初めて知った瞬間でもありました。

– ライターとしてしっかりと活動していく中で決心したことや、心がけていることはありますか?

自信を持って出せる記事を書くことです。記名でも無記名でも自分が納得できる記事を納品することを大切にしています。そのためにも、自分のキャパを超えすぎるような仕事は、極力受けていません。特に量的にたくさん受けすぎてしまうと、1つ1つの記事にかけられる時間が短くなるのが嫌で。あと、内容もなんでもかんでも受けるわけではないですね。自分が価値を提供できる分野の記事だけ、受けるようにしています。

ちなみに、私は笑いを取れるようなタイプの記事は書けないので、面白系の記事は書けません。(笑)たまにそういう依頼を頂きますが……あ、でもこの先受けるかもしれませんよ。そしたら「アイツ、殻破ったな」って思ってくださいね。

読んだ人の行動に繋げる記事を書くこと。いつだって相手は「人」

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– 僕が思うマツオカさんのライターイメージは「英語のことを書くライター」なのですが、ちなみに英語以外で得意な分野はありますか?

うーん。得意な分野ですか。……パッと思いつかないですね。(笑)

今のところ英語学習や教育関連、あとは取材などで人や場所の魅力を引き出す記事を書いています。こういう記事は、書いていて本当に楽しいです。

正直なところ私、これから先もライターだけでやっていきたいと思っていないんですよ。大きな目標として、自分で仕事をつくっていきたいと思っています。そのためにも、今はライター以外の軸も増やしていきたいと考えています。ブログもですが、ミニサイト制作などもその手段の1つです。

そう考えると、自分の先を行く先輩がいるのは本当にありがたいですね。例えばWebライターの吉見さん(@NatsumiToshi)とか、本当に刺激をもらっています。Webライターとしてのお仕事もしているし、他にもいろいろな可能性を見せてくれるので、尊敬しています。

– マツオカさんのブログで、「やってみようかなのきっかけを作りたい」というコンセプトに込められている思いとはなんですか?

行動に繋げてほしいという願いです。自分と同じような悩みを持つ人にとって、何か解決できるきっかけをつくれれば良いなと思っています。私のブログ記事を読んでちょっとしたことでもアクションを起こせるきっかけになれば嬉しいです。

そして、実際に「ブログ記事を読んで行動を起こしました」と連絡をいただいた時は、何より書いてよかったと感じます。改めて、私には「教える」と「伝える」の2つが、原点なのだと思います。

– 最後にマツオカさんが考えるライターが稼ぐコツを教えてください。

仕事は「人」と「人」とのつながりでやるものだと意識しておくことです。特にクラウドソーシングサービスはオンライン上でやりとりができるので、人らしさが感じられないというデメリットがあります。でも、その奥にいる相手が人であることを忘れてはいけません。

どうしても稼ぐことが中心となりがちですが、どんな瞬間も仕事は人と人とのつながりでやるものだと思うんです。何よりもクライアントさんの立場になって考えることが近道です。

あと、私はあまりお金を稼ぐことに執着をしていません。もちろん単価が上がるのは嬉しいです。でも、毎日楽しく仕事をすることにこだわりたいと思っています。もちろん最低限の収入は生きる上で必要ですが、「稼ぐライターになりたい」と思っているというよりは、「良いものが提供できる人になりたい」という感じですね。

そこに結果としてお金がついてくれば、良いかなと思っています。これからも自分が目指している形になっていけるよう、全力で楽しむつもりです!

– 本日はありがとうございました。貴重なお話が聞けて有意義な時間でした。

マツオカミキさん(@matsuo_mk

ブログ:自分らしく、楽しく。

サロン:クラウドソーシング情報交換サロン

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【ブログ運営者】

浦川俊平(ニックネームは「たろう」)。スペインを愛するフリーWebライター・ブロガー。スペインと日本を繋げる人材になることが目標。現在は日本在住でスペイン移住・長期滞在に向けて準備中。
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