¡Hóla!

どうも。たろう(@v_varentaro)です。

突然ですが、全世界の中で自転車の交通網の発達が良い国をご存知でしょうか?

copenhagenize(コペンハーゲンやアムステルダムなどに拠点を置く都市設計コンサルタントを行うデザイン会社)の調査による、2015年最新版のランキングが発表されました。そのランキングのトップ5は下記のようになりました。

2015/順位 1 2 3 4 5
国名 コペンハーゲン アムステルダム ユトレヒト ストラスブール アイントホーフェン

オランダの都市名がトップ5中3つを占める結果となりました。(アムステルダム、ユトレヒト、アイントホーフェン。)残りは、デンマークのコペンハーゲンとフランスのストラスブールです。

統計が開始された2011年のデータも見てみましょう。わずか、5年前はこのような結果でした。

2011/順位 1 2 3 4 5
国名 アムステルダム コペンハーゲン バルセロナ 東京 ベルリン

やはり当初から上位を占めているのは、オランダの都市です。しかし、ここで注目したいのは、残りの3つの都市。ドイツのベルリン、日本の東京、スペインのバルセロナです。日本がここでランクインしているのはやはり日本人として嬉しいのですが、最新の2015年のランキングで日本は20位以内にすらランキングされていませんでした。

そして、今回取り上げたいのはスペイン。2011年は3位だったバルセロナも2015年の統計では11位と順位を落としています。

ちなみに、この統計はこちらから確認することが出来ます。

→ 「The Copenhaganize Index 2015

ここ数年、世界各国で行われているのは車ではなく自転車やサイクルバイクの需要の増加です。地球温暖化の影響や高価になった車を買わなくても、街がコンパクト化し自転車でも生活しやすくなったことも受けてのことでしょう。
世界各国で自転車ブームの波に乗り、観光客誘致への取り組みの1つの施策としても取り入れられています。

私が注目するスペインでもバルセロナを始め、アンダルシア州のセビージャ(2014年ランキングでは4位!)も街を上げて、自転車道路の整備や観光客向けのサイクリングマップの作成などにも力を入れています。

今回は、新聞記事を参考にスペインでの自転車・サイクルバイクの取り組みを紹介します。

それではどうぞ。

スポンサード リンク

アンダルシア州、州都「セビージャ」の場合

malaga-bicis

セビージャはスペイン国内屈指の自転車都市計画、推進都市です。セビージャがリードしてきたと言っても過言ではありません。その証拠として、セビージャ市内全域に構築された自転車専用レーンが張り巡らされています。

2006年から自転車道路の整備が始まり、2011年にはほとんどが完成。2006年に0.6%だった利用者は9.8%に増加。統計が示すようにそこから年々増え続けています。

レンタルサイクル「Sevici」

セビージャの公共用レンタルサイクルは「Sevici」と呼ばれ、専門ウェブサイトからユーザー登録をすることで借りることが出来ます。

アクセスはこちらから。セビージャの街全体の赤色のポイントが自転車が置かれている場所をしてしています。

料金は様々なタイプが用意されています。(保証金として150ユーロは払うことが原則。)
ユーザー登録すれば専用のカードを使って、最初の30分は無料で借りることが可能です。週単位では14.33ユーロ(保険料金含む)、年間単位だと39.33ユーロ(保険料金含む)と安く使うことが出来ます。
料金設定はこちらから確認を。

セビージャがここまでレンタルサイクル事業が発展した理由として、バスやメトロの交通網の少なさと街のサイズがちょうど良いことが考えられるでしょう。
首都のマドリードやバルセロナに比べて、セビージャはアンダルシア州の州都ではあるものの、そこまでバスやメトロが発達しているわけではありません。更に、セビージャ中心の端から端までは約7キロ前後と自転車でも直線距離で40分ほどしか、かからないというコンパクトな街となっています。
だからこそ、人々はより安価な自転車という交通手段を選択肢として利用しています。

 

スペイン第2の都市、バルセロナの場合

bicis-barcelona

バルセロナは最新の統計では順位を落としているのように見えますが、2014年の統計から比較すると順位を3つ上げています。

自転車に乗る人の為の都市作りを進行中

バルセロナは自転車に乗りたい人には嬉しい、レンタルサイクルサービスが多くある都市です。バルセロナに住んでいる人が対象となる場合と、観光客用のサービスの2つがあります。

バルセロナに在住し住民の税金によって運営されている「bicing」は、バルセロナ在住者のみが借りることが出来るレンタサイクルです。赤色が目印でバルセロナの街でよく見かけます。ID登録などが必須で利用に時間が掛かることがデメリットになりますが、年間35ユーロの支払いで利用が可能となる。(最初の30分のみ無料。)

https://www.bicing.cat

一方で、旅行者に対応しているレンタルサイクルサービスは、Born BikeBarnaBikeがあります。料金は各サービスによって違い、店舗に赴かなければいけないですが利用することが可能です。

まさに、バルセロナは自転車に乗る為に理想的な都市と言えるでしょう。バルセロナはバイクフレンドリーシティ(自転車に優しい街)を目指しています。

私がバルセロナに滞在した際も道には必ずと言っていいほど、自転車専用レーンがありました。特に海の近いバルセロナは海風を感じながらのサイクリングは夏場に非常に良いでしょう。バルセロナもセビージャ同様に中心部がコンパクトな街作りがされている為に、レンタサイクルを利用する人が多い印象を受けました。実際にバルセロナ在住の日本人にお会いしたのですが、その方も自転車を購入し使っているとおっしゃっていました。

 

首都、マドリードの場合

マドリードはランキングから除外されているものの、レンタサイクルサービスを展開している。

「BiciMAD」の好調な影にある不慣れなライダーの問題

マドリードで展開しているのは、「BiciMAD」である。これは1人1台ではなく、バルセロナのbicingのようなシェアサイクルのスタイルです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3057815

こちらのニュースによると運用1年で5万人以上が登録するなど、推移は好調を見せたものの、自転車に普段から乗り慣れない人達やマナーを違反する人達が多発するという問題点も発生しているとのこと。坂が多いマドリードは電動自転車が導入されているからこそ、維持費含めて年間25ユーロ+αという値段も致し方ない印象も受ける。

マドリード滞在時に感じたのは自転車を利用する人がほぼ皆無だったこと。マドリードの街中を歩く際も坂が多く移動は確かに大変でした。しかし、地下鉄の交通網は素晴らしいので正直、要らないなと思えました。でも、中心部から少し離れた場所に住む人にとっては、やはり必要なのでしょう。

 

スペイン、その他の都市の場合

barcelona-bicis

カタルーニャ地方の隣に位置するアラゴン州の州都のサラゴサは、世界で最初の全ての道に自転車レーンを持つ都市です。公共用レンタサイクルの拠点は、下記のリンクから確認できます。

http://carrilesbicizaragoza.blogspot.jp

サラゴサのレンタサイクルは「Bizi Zaragoza」こちらからアクセス出来ます。

マドリード州のセゴビアでは、夏の間、観光客の為に6つのサイクルルートを用意しており、1日3ユーロで利用が出来ます。こちらから確認が出来ます。

スペイン南東部に位置するムルシア州のムルシアでも、レンタサイクルを3ユーロの値段で利用することが出来ます。観光客には非常に良い交通手段の選択になります。
公式サイトはこちらから確認出来ます。

 

さいごに

スペインの各都市ではレンタサイクル事業の活用が進んでいます。観光で経済を成り立たせていることもあるだけに、専用アプリを作成したりと取り組みが用意周到です。
公共用自転車は観光スポットを効率良く廻ることが出来る利点があります。是非とも、スペイン観光の際には利用しておくべきポイントだと言えます。

コペンハーゲン、アムステルダム、ベルリン、パリといったヨーロッパの先頭を走る環境都市を参考に、スペイン全体で環境や観光に対する新しい取り組みが今も行われています。

それではまた。

¡Hasta la próxima!

今回の参考記事:
http://elviajero.elpais.com/elviajero/2016/02/03/actualidad/1454518144_843418.html?id_externo_rsoc=FB_CM

 

スポンサード リンク
この記事をシェアしませんか?

“レンタサイクル先進国へ!スペイン各都市の取り組みを紹介” への1件のコメント

  1. はじめまして!マドリードのシェアサイクルのバッテリー充電はどのように行われているのでしょうか??気になりました

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です