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スペインワーキングホリデーを終えて、先日、日本に帰国しました。

 

途中からめっきりブログを書かなくなってしまいましたが、今、こうやってブログ記事を書いているとなんだか落ち着くと感じる私がいます。

 

今回は、1年間のスペインワーキングホリデーを終了して感じたことを、率直かつ赤裸々にお伝えしたいと思います。

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スペイン・ワーキングホリデーの特別感はいつしか「日常」になった

バレンシア芸術科学都市

 

2018年11月、スペインにワーホリ制度ができて1年以上が経ちました。

 

スペインワーホリ制度ができて、すぐに準備して渡航した私は、勝手に「スペインワーホリ一期生」と名乗り、スペインに渡りました。当時は調子に乗ってはいましたが、実は初めての海外長期滞在で、スペインに行く前はワクワクと不安の両方の気持ちでいっぱいになっていたのを覚えています。

 

そんなワーホリではじめに降り立ったバレンシアでは、旅行ではなく住むという目線からたくさんの景色をこの目で見ました。キラキラしていたし、気持ちも高鳴る瞬間も多かったです。

 

でも、そのキラキラと高鳴りがあったのは最初の3ヶ月〜6ヶ月ほどだったと思います。これはスペインが悪いとかではなく、私の目がスペインの街に慣れてしまったということ。そんな気持ちを感じて気づいたのは、スペインだろうが日本だろうが『何も変わらない日常』が、そこにあるだけだということでした。

 

『日常』が目の前に繰り広げられる毎日で、私はキラキラした世界からさらに一歩ジャンプしたい!そう思い、ここからはスペイン社会に絡み、スペイン社会を過ごしていく必要があると理解したのです。

 

 

勝ち負けで判断するならば、負けた

シベーレス広場

 

日常となったスペインワーホリ生活。バレンシア滞在時代では語学学校に通ったり、スペイン人の友達と一緒に遊んだりと充実していました。そして、趣味だった写真撮影にも本腰を入れて取り組もうと思ったのも、このときでしたね。

※ スペインワーホリ中に写真撮影にハマり、たくさんの建物や風景、人物を撮りました。インスタグラムにこれまで撮影した写真を掲載してます

→ tarostagram: 写真専用ポートフォリオ

 

確かに充実はしていました。しかし、変わらない日常の中で動かなきゃと思い、本腰を入れて職探しをはじめたのです。

 

スペインワーホリから6ヶ月ほど経った頃、バレンシアからスペイン全土に目掛けて職探しをしていると、運よくマドリードに営業所がある海外企業で、日本市場への展開を任される営業関連の仕事が決定しました。

 

まさかこんな私が海外の企業で働けるなんて! と心が踊ったのを覚えています。嬉しさで興奮しました。すぐにマドリードでの仕事をするために部屋を探したりと、なかなか忙しい日々だったのを覚えています。でも、同時に新たなチャレンジに、ほんと就職活動やスペイン語を頑張ってよかったと感じていました。

参考:バレンシアからマドリードに拠点を移しました【スペインワーホリ第2章開始】

 

そして、マドリードへ移り、新しい仕事をはじめました。日本を相手にするために時差の関係で朝7時に出勤しては16時ごろに終わる生活。週1回には全体ミーティングがあるなど、「海外のスタートアップで働く経験をしている!」と感じながら、英語やスペイン語で必死で食らいつきました。

 

しかし、結果、私は1ヶ月で退職することになりました。理由は、仕事で結果が出せなかったから。同じ仕事をしている他国の人が結果をどんどん出す中で、その場所では日本人1人だった私は最終的には1つだけ結果が出ただけで終了しました。

 

「契約を打ち切ろうと思う。」と会社のミーティングルームで上司に言われたときは、本当に悔しかった。自分自身が情けなくて、テンションが上がっていたあの時の自分を恥じました。

 

私はすべてが不足していた状態で、勢いで入ってしまったのです。個人的には一生懸命食らいついていましたが、上司から「契約を打ち切る」と言われた時は言い返す言葉もなく、うなづきました。

 

詳しくは退職から数週間後、ようやく立ち直れそうなときに書いた、このブログ記事を読んでいただければと思います。

 スペインワーキングホリデーで味わった1つの大きな挫折を告白します

 

この記事、本当は書かないという選択肢もありました。自分の不甲斐なさを隠してワーホリを終えるのもできたと思います。

 

でも、自分自身がOKを出しませんでした。書かないという選択肢を取ろうとする自分に納得いきませんでした。だから、恥じてもいいから書くことにしたのです。結果的にたくさんの方に読んでいただけるようになりました。当時、心配してくださったみなさんありがとうございました。

 

サンタンデールの砂浜

ただ、「仕事は辞めたけど良い経験になった!」と捉えることはできます。でも、その気持ちのままでは本当の一歩先には進めない。

 

冷静に判断して私は、「スペインに負けた」のです。ワーホリに勝ち負けはないとは分かっているものの、スペインワーホリ制度を使ってスペインでの就労ビザを目指して頑張りたい!と思っていただけに、この負けは認めなければいけません。

 

その後、諦めずにいくつかの企業でのインターンなどの面接を受けましたが、結果的にビザの残り日数が足りないなどで断られる場面が続くことに。そして、残り3ヶ月の時点で私は仕事探しを諦めたのでした。

 

 

初めて1年という期間で海外生活をしてみて

セゴビアの水道橋

 

上昇気流の波に乗ってスペインで仕事を見つけては、すぐに退職するというジェットコースターのようなワーホリ生活を送り、あっという間に帰国へ。

 

初めて1年間という長期で海外生活をしてみて感じたのは、海外に行くことは簡単でも長く生活するのは容易ではないということ。海外で生活するには、しっかりとした覚悟が必要なんだと感じました。

 

具体的に覚悟とは、これまでのキャリアなどを全て捨ててイチから海外で生活していくには、相当な労力・ストレスが待ち構えているというのを知っておくこと。

 

キラキラした世界の裏には必ず苦しい世界が広がっているのを知らなければ、海外ではスタートラインに立てないのだと1年間で理解しました。

 

 

再び、海外(スペイン等)に長期で住んでみたいか?

マドリード・モンクロアからの景色

 

結論をから言うと、YESです。ここまでネガティブな要素を含んでお伝えしてきましたけど、やっぱり諦められないです。

 

スペインには負けたけど、次、海外やスペインへ行くための経験が今回のスペインワーホリで培われたのは、大きな一歩だと思います。これから、スペイン並かそれ以上の海外での生活をすることになっても、そこまで生活への抵抗はないかもしれません。

 

そして何より、海外企業で不甲斐ない思いをしてあの頃の自分を超えたい。あの頃の自分を超えて、海外で仕事をしてリベンジを果たしたいと思います。

 

 

帰国してからのスペインへの想いと、これからのこと

しばらく、日本を拠点に生活をしていきます。

 

スペインを忘れたの? と思われそうですが、まさかそんなことはありません。

 

スペインは「日常」になったことで、いつでも行ける国になりました。これまではスペインに行くことが一大行事になっていましたけど、次のステップに進む段階に来たのだと思っています。

 

これからのことは、後日、ブログで書いていく予定です。現段階で決めているのは、

  • フリーランスに戻り、数年間は仕事に集中する
  • WEBライティング編集の仕事に加えて、フォトグラファーとしても活動の幅を広げる
  • スペインでスペイン語を学ぶために年に1回はスペインに渡航して勉強する
  • 新しい関心ごとである、UI/UXデザインをまずは独学で学んでいく

 

 

とにかく今は日本でできること、今だからできることを楽しくやりたいです。今を生きろじぶん!

 

 

さいごに。スペインワーホリを考えている人たちへ

内容・タイトルは少し悲しいですが、私は前を向いています。本当にポジティブな気持ちです。スペインに行かずにこのまま日本に居たら、分からなかったことを知れた1年間でした。自分に何が足りないのか明確になったので。

 

そして、私の願いとしてはこの記事を読んでいる方が、『本当は行きたいのにスペインワーホリに行かない』なんて選択はしないでほしいです。ほんと、スペインワーキングホリデーは人それぞれなので、あなたにはあなたのスペインワーホリストーリーがあります。

 

私のスペインワーホリは、自己評価では合格点は付けられませんでしたが、どうか、スペインワーホリに行きたいなら後悔しないうちに行ってほしいと思います。スペインはやっぱり最高なので。

 

それではまた。

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