「やりがい」は勤務先によって異なる

人の健康や命に大きく関わる看護師は、ハードで非常に責任の重い職業です。しかし、活躍の場は多く、勤務先によって様々なやりがいを感じることができます。

まず、病院で活躍する病棟看護師は、入院していた患者が回復して、退院していく姿を見るときにやりがいを感じるようです。病棟看護師は24時間体制で患者のケアに当たるので、ちょっとした変化も気づきやすく、病気や怪我が良くなっていく様子に、自身も励まされることもあります。日勤と夜勤のシフトがあるため、苦労も多いかもしれませんが、その分やりがいも感じやすいはずです。

次にクリニックで医師の診察の補助をする外来看護師は、顔なじみの患者ができやすく、名前を覚えてもうとモチベーションが上がるかもしれません。クリニックの多くは、町のかかりつけ医という役割りを担っているので、アットホームな雰囲気の中で仕事ができるのも魅力です。親しくなった患者に頼られているという気持ちにもなれるので、大きな病院とは違ったやりがいを感じられます。

それから、介護施設で働く看護師は、施設の衛生管理や利用者の健康管理を任されるので、医療の立場から高齢者をサポートしているという自信とやりがいを得ることができます。利用者の日々の体調変化にいち早く気づき、適切な対応をすることで、周囲からの信頼も得られるでしょう。自分が必要とされていると現場で感じることができれば、充実感も増すようです。

このような「やりがい」に関するエピソードは、看護師向けのサイトにも度々掲載されているので、充実したナースライフを送りたい方は、参考にしてみるといいのではないでしょうか。